チタン製シェル&チューブ式熱交換器
チタン製シェル&チューブ式熱交換器は、「チタン材の高い耐食性」と「管多管式構造の高い適用性」を組み合わせた製品であり、腐食性媒体の熱交換と安定した運転条件への適合というニーズに応えることを目的としています。化学・冶金などの分野で、従来のステンレス鋼製熱交換器の代替として採用され、耐食性・伝熱効率・プロセス適合性のバランスを実現します。
チタン製シェル&チューブ式熱交換器をお勧めする場合:
- 熱交換媒体が希薄酸、有機酸、塩類水溶液、海水などで、316Lステンレス鋼に腐食が発生する場合(なお、濃塩酸やフッ酸などの強還元性酸には不適であり、このような場合はハステロイ合金の方が適する)。
- 化学装置や製薬生産ラインなど、連続かつ安定した熱交換が求められ、かつメンテナンスのしやすさが重視される設備(シェル&チューブ式はチューブ単位での交換が可能で、オールチタン製プレート式熱交換器と比較してメンテナンスコストを抑えられる)。
- 運転温度・圧力の変動が比較的小さく(-50~250℃、10MPa 以下)、極低温・超高圧までは要求されない場合に適する(250℃を超える場合はニッケル基合金、10MPa を超える場合は特別設計のチタン機器の検討が必要)。
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